お歳暮に人気の魚ギフト10選!お歳暮の基本やギフトの選び方を解説
2024年12月23日更新年末が近づくと、日ごろお世話になっている方や大切な方へ、感謝の気持ちを込めて贈るお歳暮の準備が始まります。
お歳暮は、心を込めて選ぶことで、より一層の感謝を伝えられる日本の文化です。
まずは基本知識として、適した予算や贈るタイミングを把握し、相手に喜ばれるギフトを選ぶためのポイントを押さえることが大切です。
数ある選択肢の中でも、豊かな味わいを楽しめる鮮度が高い「魚ギフト」は、特別な贈り物として多くの方に喜ばれる定番です。
本記事では、お歳暮の基礎情報から魚ギフトの選び方のコツ、厳選した人気の魚ギフトまでご紹介します。
贈る相手の笑顔を思い浮かべながら、ぴったりの一品を見つけていただければと思います。
お歳暮の基本
年末にお世話になった方々に感謝の気持ちを込めて贈るお歳暮は、日本の伝統的な贈答文化です。
年の終わりに贈り物を届けることで、感謝とともに「新年もよろしくお願いします」という気持ちを伝える習慣として、個人やビジネスの場でも根付いています。
まずは、そんなお歳暮の基本やマナーをみていきましょう。
お歳暮とは?
お歳暮とは、年内に付き合いがあった方やお世話になった方々への謝意を表すために贈るもので、年末に欠かせない行事でもあります。
贈り物の内容は、飲料食品や日用品など多岐にわたりますが、相手の好みに合わせて選ぶと良いとされています。
また、感謝をより丁寧に伝えるために「のし紙」を使用し、「あなたに心から感謝してます」という気持ちを込めるのが通例です。
お歳暮を贈る時期
お歳暮を贈る時期は、年末の準備が始まるとされる「正月事始め」の12月13日から、年越しの準備で忙しくなる12月20日までが一般的です。
関東地方は12月初旬から31日まで、関西地方では12月13日から31日までが目安と、地域によっても異なるため注意が必要です。
どちらの地域も12月31日までに届けば問題はありませんが、相手に負担をかけないためにも、できれば12月20日ごろまでに手配を済ませておきましょう。
またビジネスシーンでは、日頃お世話になっている取引先や職場の上司などに、できるだけ早めに贈ることで、礼儀をわきまえた印象を与えられます。
年末に出張や帰省を控えている方や特に大切な相手には、12月中旬までに届くよう手配するのがおすすめです。
感謝の気持ちを伝えるには、相手に迷惑をかけないタイミングで贈ることが重要であり、近年では、11月末からお歳暮の準備を始めて早めに発送する方も増えています。
もしお歳暮を贈るタイミングを逃してしまった場合は、年が明けてから「御年賀」や「寒中御見舞」として贈れるので、焦らずにタイミングを調整しましょう。
お歳暮を贈る相手や相場
お歳暮の相場は贈る相手や関係性、地域によって異なりますが、一般的には3,000〜10,000円程度とされています。
以下は、相手別の一般的な相場の目安です。
両親や親族 | 3,000〜5,000円程度 |
親しい友人や知人 | 3,000〜5,000円程度 |
職場の上司 | 5,000〜10,000円程度 |
取引先や顧客 | 5,000〜10,000円程度 |
特にお世話になった方には10,000円以上の品物を贈ることもありますが、あまりに高額だと相手が負担を感じる場合があるため、関係性や立場を考慮して慎重に選びましょう。
贈る品が感謝の気持ちにふさわしいか、相手にとって心地よいものかを意識することが大切です。
魚選びのポイント
新年を迎えるにあたり、縁起物として「年取り魚」を食べる風習があるため、お歳暮では魚ギフトの人気が非常に高いです。
「年取り魚」には新しい年の幸運や豊作を祈る意味が込められており、贈る想いもより深まります。
以下では、魚ギフトを選ぶ際に抑えておきたいポイントを3つご紹介します。
相手には事前に連絡しておく
魚を贈る際には、事前に連絡しておくことが大切です。
受け取る方が不在だと再配達が必要になり、冷蔵や冷凍で届く場合、鮮度にも影響を与える可能性があります。
冷蔵庫や冷凍庫のスペース確保など、準備を整えてもらうと、スムーズに受け取ってもらえます。
保存性が高くて便利なのは冷凍商品
冷凍の魚ギフトは、保存性と使いやすさを考慮した良い選択です。
賞味期限が長く、一度に全てを食べきる必要がないため、必要な分だけ解凍して楽しむことができます。
冷凍技術が進んだ近年は、調理品のクオリティや鮮度保持力が非常に高くなっており、忙しい方や料理下手な方にも喜ばれるアイテムです。
食を楽しむ食べ比べセット
「食べ比べセット」は、贈る相手にさまざまな味わいを楽しんでもらえる贅沢な選択肢です。
産地や種類の異なる魚のセットであれば、味わいや食感の違いを比べながら食事を楽しむことができ、満足感も高まります。
普段なかなか手に入らない種類や人気ブランドがセットになった魚ギフトを選ぶと、一層特別な贈り物になるでしょう。
お歳暮にもらって嬉しいおすすめの魚ギフト
ここからは、お歳暮にもらって嬉しいおすすめの魚ギフト10選を紹介します。
1.「炭焼きうなぎの魚伊」魚伊一貫作り 炭火焼うなぎ蒲焼き
日本の伝統的な高級食材としても知られるうなぎは、「土用の丑の日」に食べられることが多いですが、寒さ厳しい年末年始の贈り物にもぴったりの一品です。
豊富な栄養価と脂ののった濃厚な風味が人気で、年の瀬で疲れた体を癒して元気づける滋養強壮効果が特に期待されます。
「炭焼きうなぎの魚伊」の「魚伊一貫作り 炭火焼うなぎ蒲焼き」は、蒸さずにじっくりこだわりの炭火で焼く「関西やき」の手法で仕上げた贅沢な薄焼きです。
丁寧に焼かれたうなぎの特徴はふっくらした食感と豊かな風味で、炭火ならではの香ばしさが引き立ちます。
厳選した材料で作られたタレも、うなぎの脂との相性が抜群です。
創業150有余年の伝統の味を、自宅の電子レンジで温めるだけで手軽に楽しめるのが嬉しいポイントです。
2. 「福岡市博多区 福さ屋」北海道産 無着色辛子めんたい
たらこや明太子は手軽に食べられ、独特な辛味が食欲をそそる辛子明太子は酒の肴にもぴったりです。
産地直送の新鮮な商品や高級品はそのままご飯にのせるだけでも豪華な味わいで、贅沢を感じさせてくれるばかりか、さまざまな料理にアレンジもできるため人気が高いです。
「福岡市博多区 福さ屋」の大人気商品「北海道産 無着色辛子めんたい」の辛さと旨味が絶妙に調和した味わいは、一度食べるとクセになります。
使用しているのは北海道で水揚げされた「すけとうだらの卵巣」で、イワシを塩で漬け込み発酵させた魚醤、香辛調味液をブレンドした特性のタレでじっくりと漬け込み、風味豊かに仕上げています。
3.「小町商店」天然紅鮭飯寿司
東日本には、家族の健康や長寿を願って年末に鮭を食べる「年取り魚」の習慣があります。
鮭はオメガ-3脂肪酸やビタミンDが豊富で健康に良く、栄養価の高いお歳暮の贈り物として人気です。
お歳暮には、年末年始の特別な時期に相応しい贅沢な「紅鮭」や「銀鮭」などの高級な種類がおすすめ。
新鮮な天然紅鮭を大根や人参などの野菜とともに乳酸発酵させ、さっぱりした味わいに仕上げた「天然紅鮭飯寿司」は、多くの人々に愛される北海道伝統の味です。
冷蔵で届くためそのまま手軽に味わえる点も贈り物としての大きな魅力で、受け取った方はすぐに楽しめます。
4. 「鰤屋金太郎」金太郎ぶり
脂がのっていて風味豊かな味わいが特徴のブリは、冬場に旬を迎え、お歳暮の時期には旨味が増して一層美味しくなります。
西日本では、お正月や年末年始の料理に欠かせない伝統的な「年取り魚」として親しまれています。
「鰤屋金太郎」の「金太郎ぶり」は、宮崎の豊かな潮流で育まれたブランドで、プリっと引き締まった食感とまろかやかな旨味が際立つ逸品です。
新鮮なお刺身として楽しむのはもちろん、照り焼き、どんぶり、しゃぶしゃぶなど、さまざまな料理にアレンジできるため、幅広い好みに合わせられます。
冷蔵・冷凍の選択肢が用意されているため、購入時に贈る相手に合わせて選ぶことができるのも嬉しいポイントです。
5. 「島の人」旬凍ムラサキウニ
高級食材のウニは、濃厚でクリーミーな味わいが特徴で、お歳暮の特別感を演出できる逸品です。
新鮮なウニは甘みが強く、口の中でとろけるような食感が広がり、贅沢な一時を楽しめます。
刺身や軍艦巻き、丼ぶりなど美味しい食べ方の豊富さと、購買機会が少ない高級感から、人気の贈り物です。
ウニ専門店「島の人」の「旬凍ムラサキウニ」は、北海道の最北端からフェリーでおよそ2時間の場所に位置する、礼文島や利尻島で良質な海藻を食べて育ったムラサキウニを使用しています。
獲れたての新鮮な旬の生ウニを、品質を保ちつつ瞬間冷凍することで風味を閉じ込めるため、「旬凍ウニ」と呼ばれています。
解凍後も鮮度を損なわず、磯の風味ととろけるような舌触りや濃厚な味わいをそのまま堪能できる商品なので、とてもおすすめです。
6. 「北国からの贈り物」生ズワイガニ カニしゃぶセット
タラバガニやズワイガニなど、種類も豊富なカニは人気の高級食材で、お歳暮でも非常に喜ばれる一品です。
身が詰まったカニを選ぶと見た目も豪華で、特別感が一層アップします。
贅沢で美味しいだけでなく、食べる過程も楽しめるのがカニの魅力で、家族や友人と過ごす年末年始の特別な団欒の場にぴったりの贈り物です。
「北国からの贈り物」の「生ズワイガニ カニしゃぶセット」は、柔らかい食感と上品な甘味が特徴の本ズワイガニのセットです。
生の状態でカットし冷凍した商品で、手軽に食べやすいため、どの年齢層の方にも喜ばれるでしょう。
カニしゃぶやカニ鍋に入れて楽しむのはもちろん、新鮮なお刺身として味わうことも可能です。
7. 「下関ふぐ老舗問屋 やまにし」てっちりしゃぶ鍋
ふぐは冬にぴったりの高級食材で、お歳暮に贈ると特別感を演出できます。
独特のコリコリとした食感と繊細で上品な味わいが魅力で、希少性からも贈り物としての価値が高いです。
日本の料理文化に深く根ざしているふぐは、相手への敬意や感謝の気持ちを表した贈り物になります。
ふぐ専門店「下関ふぐ老舗問屋 やまにし」の「てっちりしゃぶ鍋」は、山口県下関の天然ふぐをたっぷりと使用した贅沢な詰め合わせセットです。
「ふぐ鍋」「ふぐしゃぶしゃぶ」「ふぐのつみれ」の3種類を楽しめる内容になっていて、さまざまな食べ方でふぐの魅力を存分に堪能できます。
普段ふぐを食べる機会がない方も、添付の丁寧な説明書を読むことで安心して味わえます。
8. 「小田原ひもの 山市」おまかせ干物セット
干物は保存性が高く、長期間楽しむことができるため、お歳暮の贈り物にも適しています。
シンプルに焼くだけで食べられる干し魚は、手軽でありながら魚本来の深い旨味を味わえるのが魅力です。
贈り物としては、鮮度の高い干物や、地域の特産品を詰め合わせた干物セットが特に人気です。
「小田原ひもの 山市」の「おまかせ干物セット」は、魚市場で厳選した旬の魚を丁寧に加工した干物を詰め合わせています。
水揚げしたばかりの新鮮な魚を使用するセットのため、魚の種類は季節や漁獲状況によって異なりますが、贈られる方もサプライズ感があって楽しめるかもしれません。
冷凍状態で届く「小田原ひもの山市」の干物は、解凍後1〜2日冷蔵庫で保管すると低温熟成され、さらに旨味が増して美味しく食べられます。
9. 「高野屋」からすみ
濃厚で塩味がしっかりと効いたカラスミは、特別な食事としての喜びを提供する、高級感あふれるお歳暮ギフトとして最適です。
保存が効くため日持ちし、贈られた相手が好きなタイミングでゆっくりと楽しむことができるのも嬉しいポイントです。
また、カラスミは酒の肴としても人気があるので、お酒好きな方へのお歳暮としてもおすすめです。
「高野屋」の「からすみ」は、自然の風味を大切にしていて、添加物を一切使っていないため、素材本来の味わいが存分に楽しめます。
贅沢にそのまま味わうのはもちろん、薄く大根スライスの上にのせたり、パスタに絡めてコク深い味わいを堪能したりと、さまざまなアレンジを楽しむことができるのも魅力です。
さらに、このカラスミは上品な化粧箱に入って届くため、開封した瞬間から特別感が漂います。
10. 「加島屋」瓶詰詰合せ
魚介のお茶漬けは、手軽でありながらも贅沢感を楽しめるため、お歳暮のギフトとして人気があります。
新鮮な魚介の旨味が凝縮されていて、軽めの食事としても最適です。
また、忙しい方にも喜ばれ、冷蔵庫に常備しておけば、手軽に美味しい一品を楽しむことができるため、日常的にも重宝されます。
「加島屋」の「瓶詰詰合せ」は、1855年創業の塩干物専門店「新潟 加島屋」が手掛ける人気商品を詰め合わせたギフトセットです。
看板商品である「さけ茶漬け」に加え、「貝柱のうま煮」、「いくら醤油漬」、など、一口食べるとお米との相性の良さが感じられる人気商品がセットになっています。
これらの品々は、老若男女を問わず楽しめる味わいで、贈る相手の好みにも柔軟に対応できるため、お歳暮の贈り物にぴったりです。
まとめ
お歳暮は、年末に日頃の感謝を込めて贈る大切な贈り物です。
贈る時期や予算、相手との関係性を考慮しながら、丁寧に選ぶことで、より一層感謝の気持ちが伝わります。
特に魚ギフトは、日本の伝統文化とも深く結びついており、東日本では鮭、西日本ではブリなど、地域によって異なる「年取り魚」の文化があります。
これらの魚には、新年の幸運や豊作、家族の健康や長寿を願う意味が込められており、年末年始の特別な贈り物として最適です。
高級食材のうなぎや明太子、ウニ、フグなどは、贈られた方に特別感を演出できる逸品です。
また、カニやからすみといった珍味は、年末年始の団らんの場を豊かに彩り、家族や友人と共に楽しめる贅沢な食材となります。
お歳暮の贈り物として魚を選ぶ際は、配送方法や保存方法にも気を配り、事前に受け取る方へ連絡を入れることで、より丁寧な心遣いを示すことができます。
相手の好みや生活スタイルに合わせて、食べ切れる量や調理のしやすさなども考慮に入れると、より喜ばれる贈り物となるでしょう。
一年の締めくくりに相応しい魚ギフトを選ぶことで、感謝の気持ちと共に、美味しさや楽しみも届けることができます。
これからも大切にしたい日本の贈答文化の一つとして、心を込めたお歳暮選びを楽しんでいただければと思います。